今年も恒例の12月28日の日本武道館公演が終わりました。ありがとうございました。もともとはツアー中の1本という形でしたし、武道館自体もやり慣れてはおりますので、今年はサラッとできるかな?と思ってはいたのですが、なんだかんだ前回のライブから意外と日数が空きましたし、やはり12月28日の日本武道館は普段と少しメニューというか趣向を変えてという様な部分もあったりして、そしてやっぱり武道館は特別な場所でもありますから、どうしてもテンション上がってしまいますよね。。。
武道館が終わったところで、今年もひと段落と言いたいところですが、「Sparkleの惑星X」ツアーのブロック1が終わったとはいえ、年明け直ぐにブロック2が始まりますので、正直なところ、今年はなんかまだ終わった感は少ないですね。まぁ、そうは言っても、ブロック1は無事に終了することが出来ましたので、ひと段落と言えばひと段落ではあります。
しっかし、ここ最近毎年言ってますけれども、、、、
今年もあっ‼️という間に終わってしまいました。
いや本当に早かったです。
色々と詰め込まれ過ぎていて、濃密な1年間でしたので、逆に「ホテルニュートリノ」を年始にリリースしたのが遥か遠くの昔に感じたりもしますが、とにかくあっという間に流れ去って行きましたね。。。
時間が早過ぎて、もっと時間があれば良いのに、とはよく思います。ただ、私は時間を巻き戻したいとはあまり思わないんですね。確かに取り返したいミスはありますけれど、そこから得られるものも全く無くはないので、プラマイゼロとは言いませんけれども、マイナス10でもプラスも3とか5とかはあるのかな?とは思います。
ただ、事故で大切な人を亡くした方はそういう想いが強いというのはとても理解出来ます。私も似たような事は無くはないのですが、、、
もちろん、VAN HALENやJEFF BECKは一度は観ておきたかったとかありますし、亡くなってしまったミュージシャンともう一度音を出したいな、とかはありますけれど、だからと言って亡くなる前に戻って忠告したから過去が変わるかどうかわかりませんし、第一、その人が言う事を聞くとも限りませんしね。
時間を戻すといえば、、、今年、沢山の取材やらトークを経てきた中でも、何回かあったのが「タイムリープ、タイムトラベル出来るならどの時代に行きたいですか?」という質問。多くの人は大体、昔を見てみたいっていうみたいですよね。私は昔を見てみたい、よりは圧倒的に未来を見てみたいんですよね。「未来は見ないで」とか言わないでね 川•́ •̀川。確かに恐竜も見たいし、武将も見てみたいし、迷宮入りの事件の真犯人を暴いて懲らしめてやりたいとかは、あるにはあるんですよ。でも、それよりも完全に未知のもの、全く想像もつかない様な先の未来を見てみたいんですよね。おそらく1000年も先になったら、とんでもない事になっていると思いますよ。シンギュラリティ(技術的特異点)がやってくると言われている2045年より先は本当にどうなっているかわかりませんからね。高々20年ですけれど、20年前の私達は今現在の世の中を全く想像出来ていませんでしたからね。ほぼ全員の人がスマホを持って、コードレスのイヤホンを耳に付けて、歩きながら誰かと電話してるとかね。正直、今でもあれはどうかと思いますけどね。時々、変な人が独り言を言って歩いてんのかと思ってしまいます。まあそれはさておき、20年程度でそれですから、シンギュラリティを過ぎてからの100年後とか、とんでもない事になっていると思いますよ。人は宙を浮いてるかも知れません。食料はいらないかも知れません。移動する必要すら無いかも知れません。意識だけで全てが賄えられるというか。だけどマッチングアプリだけは異常に盛んだとか 川 ゚∀゚川・∵ブハッ!! いやいや、やって無いですよ、やってたらこんな事は書きませんよ。
あ、話が逸れましたが、、、そうそう、もっともっと先の1000年後なんてどうなっているんでしょうね?全く想像も出来ませんよね。
意外と鉄などの金属や合成化学材料よりも、有機物の方が優れているかも知れませんよね?鉄骨よりも木材の方が軽くてある程度丈夫になってきたりしてますし、現に香港とかで竹の足場を高層ビルに作ってるのとかを見ると、「大丈夫かなぁ?」と「すげぇなぁ」が同居しますしね。微生物の鞭毛などはエネルギー効率ほぼ100%で最高回転数が24000rpmだったりしますし、最近見た動画ではパイナップルの皮が実はめちゃくちゃ火に強いだとかね、電気回路よりも動物の神経回路の方が優れているかも知れませんし、「脳」って実は素粒子レベルで見ると量子ビットや量子もつれみたいなものを使っているのかも知れないし、なんかそんな感じで、有機物の方が実は有用なんじゃ無いかなぁ、とは思うんですよね。薬よりも動物の免疫機構の方がまだまだ遥かに優れていると思いますしね。衣類だけで言っても、綿や、絹や、羽毛より優れているものって作り出せていないと思うんですよね、、、蜘蛛の糸みたいにすぐに糸になって尚且つめちゃくちゃ強い材料とかね。私が知らないだけ? まぁそれなさておき、1000年後は想像を絶して、あらゆる物が有機物で構成されているかも知れません。コンピューターまで 川˶ᵔᵕᵔ˶川
またちょっと暴走しましたが、いずれにしてもどちらかというと、見てみたいのはそちらなんですよね。恐竜に羽毛が生えていたかどうかはちょっと見てみたいですけどね。皆さんは過去と未来、どちらをみたいと思いますか?
そもそもですけれど、タイムリープとかタイムトラベルとかタイムスリップとかって出来るんですかね?いわゆるタイムマシンは出来るのかと。
最近の物理学ではタイムトラベルは出来るかもしれないみたいな風潮ですよね。
よく言われている簡単なタイムトラベルの方法を紹介します。
まず、出来るだけ速いスピードが出る宇宙空間を飛べる乗り物を用意してください。光速に近ければ近いほど良いです。秒速30万kmくらいですかね(笑) それで全速力でしばらく宇宙を旅してきてください。それで1年でも旅して地球に戻って来たら、あら不思議!アナタは1年しか経っていなくても、地球では100年くらい経っているかも知れません。どのくらいの未来に行っているかどうかはアナタのスピード次第ですけれど。光速にすごく近ければ100年くらいは経っているでしょう。光速に近い速度で移動する物体は、時間の流れが遅くなるんですね。これは現代物理学では確認されている事実です。GPS衛星などはちゃんと速度で時間が遅くなるのを修正しないと誤作動してしまうので、綿密に計算して合わせてあるんです。1年で100分の1秒程度だそうです。この様に、スピードの出る乗り物さえ作れれば、これはすぐにでも実現可能なんですね。ただ問題は、、、元の時間には決して戻れない事なんです💦 さあ、果たしてこれはタイムトラベルと呼べるでしょうか? 私の様にただ未来が見たいだけでしたら、限りなく光速に近づけて、1年くらい旅すれば、帰った時に1000年後の地球が見られるかも知れませんね。ただ、旅行は帰るまでが旅行ですから、元の時間に戻れなければ旅行、すなわち「トラベル」とは言えないかもですね 川^_-川-♡
もう一つ似た様なものを紹介します。
今度は適当なブラックホールを見つけてきてください。重力が強いほど良いですが、どのみち事象の地平面まで行けば時間は止まってしまいますので、まぁその辺は問いません。今言った様に、重力の非常に強いところでも時間の進みは遅くなります。なので、出来るだけブラックホールに近づいてください。でもブラックホールの中に落ちこない様にくれぐれも気を付けてくださいね。ブラックホールに落ちてしまうと光ですら抜け出せませんからね 川•̅_•̅川 で、落ちない様にブラックホールの近くまで行ってしばらく過ごして、そのあとで地球に帰って来てください。するとどうでしょう⁉️あら不思議‼️またもや地球では何十年も何百年も経過しています。まあ、こんな事が起こるんですね。これは事実です。ただ、この場合、ブラックホールの近くまで行っても抜け出せる推進力とか、近くまで行って引き伸ばされても壊れない飛行船が必須ですね。そして、こちらも元の時代には戻れないというオマケ付き 川^^;川
でしたら。こんなものはどうでしょう?
無限の長さの鉄の筒を用意してください。それを超高速で回します。周りの重力空間が歪むスピードまで上げましょう。高速の半分くらいのスピードは必要です。1秒に10万回転くらいでしょうか?そうすると周りの時空が歪み、筒の回転方向と同じ方向に回れば未来に、筒の回転方向と逆に回れば過去に行けるようです。おおぉぉ‼️ 過去にも行けましたね。ただ、無限の長さの鉄の筒、それから光速の半分の速さっていうのがあまり現実的では無いですよね? ならば打開策として、長さは100kmで良いです。回転も毎秒2000回転くらいで良いです。これを回してください。ただ、この場合、質量が太陽くらい無いといけません。これ、どういう事か分かりますか?太陽系の外側に作らなきゃ行けないんですね。太陽系の中に作ってしまうと、地球を含めて全ての惑星が太陽と同じ引力で引っ張られてしまうので、太陽系がめちゃくちゃになってしまうんですね…。もちろん太陽とこの円筒も同じ引力で引っ張り合ってしまいます。ですので、最低でも太陽から4.3光年は離れていなければいけませんね。ちょっと遠いかな…川´・_・`川
あと有名なのはワームホールを用いたタイムトラベルですけど、簡単に説明しますと、、、何でも吸い込むブラックホールと、なんでも吐き出すと言われているホワイトホールが、空間を隔てて「ワームホール」で繋がっているとします。このホワイトホール側を光速に近いスピードでしばらく移動させます。そうすると前出のように時間の遅れが生じますよね。で、ブラックホールが数百年経った頃にホワイトホールを適当な場所で止めるとホワイトホールは数年しか経っていないので、ブラックホールよりも過去に存在している事になります。ここでブラックホールに飛び込んでホワイトホールから飛び出てくれば、数百年前に戻れるという理論です。
これは理論的には良く出来てますけれど、突っ込みどころ満載です。まず、ホワイトホールなんて何処にあるんでしょうか?いや実は身近に、素粒子のさらにもっと小さい微小なホワイトホールはあるみたいなんですけれど、それをある程度の大きさで維持するのには莫大な「負のエネルギー」が必要なんです。その負のエネルギーの候補として、「エキゾチック物質」という物質が予測されているのですが、そんなものはまだ見つかっておりません。ホワイトホールが作れたとしても、ブラックホールに飛び込んで無事に帰ってこられる宇宙船と、それからなんと言っても、それだけ強い自身の肉体は必要不可欠ですよね。どれだけ筋トレすれば良いのでしょうか?ꉂꉂ川ᵔᗜᵔ*川
まあ、仮にこれが出来たとして、問題なのは、このシステムを作る以前の過去には行けないというところですね。未来の人がこれから作る「過去へ戻る」システムを利用出来るというくらいでしょうか?それだと、あまり意味は無いですね… 川꒦໊ྀʚ꒦໊ི川
ざっくりと譲歩してタイムトラベルが出来たとしましょう。そうなると大きな問題が出て来ます。まだまだ問題山積なのです。。。
一番よく知られているのは「親殺しのパラドックス」です。タイムトラベルして過去に行ったとして、そこで自分が生まれる前の自分の親を亡きものにしてしまった場合、どうなるでしょうね?自分は生まれないのだから、自分の親も死ぬことはない。そうなると、自分の親は健在なのだから、自分は生まれて自分の親を亡きものとする。すると自分は生まれない、という堂々巡りのパラドックスが生まれてしまいます。これ、別に親じゃなくても良いと思うんですよね。昔の自分でも。タイムトラベルして過去に行って幼い自分を手にかけてしまったら…?自分は存在しているのか、していないのか、もはや分かりません。
このパラドックスがあるからタイムトラベルは出来ないとする人も居ます。これを回避するために、過去へタイムスリップすると世界性が変わる、と提唱する人も居ます。自分と関係の無い世界線にしか過去へのタイムトラベルは出来ないって事なんですけれど、ちょっと難しいですかね?要は、パラレルワールドの今の世界ではない他の世界の過去にしか行けない、って説です。ちょっと無理くり感ありますよね。
その他に考えられたのは、何か強い力が働いて、パラドックスが起きるような事象の変更が出来ない、という案です。要は、過去の親は殺せないような、とても強い力が働いて目的を遂行出来ない。という事です。近づこうとすると車に轢かれてしまうのかも知れませんし、職務質問でお巡りさんに捕まって、尋問〜♪連行〜♪仮釈放〜♪されてしまうとかね。どうしても、親に辿り着けない、みたいな事が起こる、って説です。
これも私は無理があると思いますけどね。車で轢いてしまった人の人生変わってしまいますし、そこで保険証で未来人がバレてしまいますし、職務質問したお巡りさんのその日の行動まで変わりますよね?そして、どこまで「人間至上主義」なんだと。そこに行くまでは人間以外の色々なものに干渉する訳で、もし、そこに行くまでに「蚊」を踏み潰してしまったとしましょう。その蚊がマラリアを媒介していたとして、何人の人かが助かるかも知れません。普通に蟻を踏み潰してしまったとしても、その蟻の人生は終わってしまいます。「蟻生」ですかね 川•̅_•̅川
私はタイムトラベルに対してはそれほど否定的ではありませんが、いわゆる、その場や自由自在の場所にいきなり現れるタイムマシンというものには割と否定的です。それは、時間移動の他に空間移動を伴うからです。「ん?」と思いましたか?「え?時間移動だけじゃないの?」って思いましたか?
例えば、、、1秒後の同じ場所にタイムスリップしたとしましょう。1秒だけ消えて、1秒後に現れると思いますよね? 残念、同じ場所にはもう居ないんです。まず、地球は自転しています。そのスピードは赤道上ではおおよそマッハ2弱です。音速なのです。日本辺りでもマッハ1.3くらいは出てます。1秒後でも450mほど西にズレてます。そのくらいならまだ良い方です。地球は太陽の回りを公転しています。そのスピードは実に1秒間に30km。だいぶハズレてきましたね。まだまだ、いきますよ。太陽系も銀河系の中心の周りを回っています。そのスピード、実に1秒間に227km!東京から浜松くらいまで1秒です。 さらにいきましょうか?銀河系自体も宇宙空間を移動してます。そのスピード、1秒間に実に630km !!!! めっちゃ速い 川⊙⊙川‼️ 1秒で神戸くらいですかね?まあ、それだけズレてしまうんですね。地球上なら慣性系で考慮しなくて良いと思いますか?今、1秒なのでそういう気がしますけれど、では、1年後でしたらどうでしょう?もっと言って100年後に設定した場合はどうでしょうね?それまでの慣性系の100年分を瞬時に綺麗に移動出来ますかね? 私はナンセンスだと思うんですよね。
百歩譲って、進んだ文明はそこまで正確に位置情報と運動スピードまで綿密に計算できたとしましょう。それでも、きっと誤差はありますよね? 1mmほど上に計算間違いしたらどうでしょう?ちょっとだけ浮いて現れますよね。これが逆に1mmだけ地面方向にミスったらどうなります?地面にくっついちゃう 川•́ε•̀;ก川💦 1mm間違っただけで地面とくっついちゃいます💦
これ、今は仮に1mmだから良いですけれど、1m間違えたら、身体半分、土の中ですからね。もっと言って10mだったら地中ですね地中。10kmならマグマですよ、一貫の終わり。そんなに間違えるかよ、って思うでしょう?でも地球は1秒間に30+227+630kmも動いてるんですからね、足して887kmですよ。1時間でその3600倍、1日でその24倍、さらに1年でその365倍だとして、27,972,432,000kmだそうです。およそ30億分の1だけの誤差でマグマの中ですよ。100年後なら3000億分の1の誤差であの世行きですね。
これ、今は地球上で考えてますけれど、別の惑星表面に現れたければ、本当に慣性系は使えないので、計算で出すとして、これ、可能ですかね?Ҩ川´-ω-`川
数十年後の地球の同じ場所に現れるとか、今度はどこまで自己中心的で「天動説」的な思考なんだろう、と思いますです。はい。もはや、思考がガリレオ以前の思考ですよね…。
ですので、空間移動を伴うタイムマシンというのは無理なんじゃないかな?と、思っております。
もっと言うと、地中に現れちゃったとして、そこにあった土は何処に行っちゃったんですかね?消えて無くなっちゃマズイですから、せめて移動させるものと、移動先にあるものの交換じゃないとマズイですよね。地面は怖いので宇宙空間に現れるにしても、少なからず多少は塵や、そうでなくても、そこを通っている光子や、それこそニュートリノなんかは莫大な数がある訳ですからね。
で、まあ、これが私の持論ですけれども、タイムマシンは無理だとしても、空間移動を伴わないタイムトラベルなら、やはり可能性はあるのかも知れませんね。
今現在の物理学、量子力学的には3次元空間の3つの軸が縦横上下に行ったり来たり出来るように、時間軸も行ったり来たり出来るかも知れないという事にはなっていますので、ここまで紹介したタイムトラベル方法とは別な方法で、もしかしたら可能なのかも知れません。
確かに量子力学だけで見たら、時間に対して可逆性ありますし、量子もつれを用いて情報の瞬間移動も可能ですし、今現在の操作が過去の量子の振る舞いを左右する事が出来る、というのも確認されていることです。これらのことを踏まえて、将来的には好きな場所と好きな時間に移動することは可能だと言うんですけれどね。
量子力学的にはそうかも知れませんけど、もっと大きい物体やマクロ的なスケールで見てもそれが通用するかというと、そこはどうなんでしょうかねぇ 川 ´・ω・`川
どうしてもマクロで見ると熱力学第2法則、エントロピーが増大する方向にしか時間は進まないってのが邪魔をします。要は「覆水盆に返らず」です。1つ1つの粒子を厳密に計算して時間を逆戻しする計算をしても、溢れた水が盆というかコップに綺麗に戻ることは無いんですね。これは逆に量子力学でいうところの不確定性原理が邪魔をするというか、まあ、そんな事なんですね。
では、やっぱり時間は一方向にしか流れないのか?というと、そこは難しいところです。もしかすると、私たちは過去→未来という1次元の時間しか感じられていないから、分からないだけかも知れませんよ。
映画インターステラーでも表現されていた、ブラックホールの事象の地平面には5次元が貼り付いている、という説はよく聞きますけれど、最近、色々見てて面白いと思ったのが、物理計算をしていくと、光の速度を超えると空間と時間が入れ替わるという説。まぁまず、光の速さを超えちゃうの?という突っ込みどころはありますが、光の速さを超える超光速の素粒子があるかも知れないという噂ですし、あくまでもここでは数学的な計算上という事でしょう。ただ、実際にブラックホールの事象の地平面より内側では物理法則が全く通用しないわけですから、これは特殊な極限状態の話だと思って頂ければ良いのかと思います。
アインシュタインの相対性理論によれば、光速で移動する物体の質量は無限大になってしまいます。それとは別にブラックホールに落ちていった物は、外から見ると事象の地平面で時間が止まったように見えますが、実際は空間とともに光速で流れていき、質量無限大の中心「特異点」へと向かいます。その説でいくと、光速を超えることと、ブラックホールに落ち込んでいって事象の地平面を超えるというのは等価だというんですね。
なので、ブラックホールの事象の地平面の外側と内側では空間と時間が入れ替わる、とするのです。
ブラックホールの中に入って、空間を移動して帰ってくれば、即ちそれはこちらの世界では時間軸を移動して帰ってきた事になるので、こちらの空間の同じ場所から入って同じ場所に出てくるれど、全く違う時間になっている。と、この説は言ってるんですね。
ただ、空間と時間が入れ替わるのでしたら、こちらの空間は3次元あるので、あちらの時間は3次元になっているという事ですよね。3次元の時間が存在し得るという事は、これは完全な仮説ですけれども、こちらの時間は気が付いてないだけで3次元の構造を持っていてもおかしくは無いって事なんですよね。これは面白いですよね。私達が感じている「過去から未来」と定常的に流れている1次元の時間軸だけではなく、さらに横にも上下にも時間が流れる事が出来るって考えられます?これ、結局のところはパラレルワールドというか、多世界宇宙、多次元宇宙という物が個別で存在してるんじゃなくって、連続的に繋がって存在してる可能性があるって事なんですよね。これ、ちょっと面白いです。
要は、タイムトラベルして違う世界線に降り立ってしまうっていうのが、3次元時間軸の「過去⇆未来」以外の全く別の座標上に移動してしまうという事と等価なんですよね。これなら、先ほどのパラドックスも色々と無理なく説明つきますね。
ただ、3次元空間プラス3次元時間の想像ってなかなか難しいですよね。実際にはそんなにないかもしれません。ただ、少なくとももう1次元くらいはあってもおかしくなさそうですよね?実はこの世界は4次元でプラス時間1次元だったとか、空間は3次元なんですけれど、時間が2次元あって過去⇄未来以外の方向にも移動できるとか…。だとすると、以前にお話しした様に(コチラ)、目の前にいきなり物や人が違う次元から現れてもおかしく無いわけです。
そうだったら面白いですよね川ˊᗜˋ川
まぁこれは仮説中の仮説ですが、なかなか可能性としては面白いと思ってます。
結局のところ、現実的には人間を含め、宇宙船や、世の中の物質は全て、タイムトラベルや空間移動は難しいのかな?と思ってます。ブラックホールには入れませんからね…。ただ、現代物理学でも「情報」は空間を超える事が出来そうですし、これは「意識」という大きな情報が時空を行ったり来たり出来るかも知れないという事も示唆しています。なので、未来人や宇宙人が現在の地球上に来ているとしたら、それは意識体なのかな、って思うと、夜も寝られなくなっちゃう(春日三球風)
実際のところ、現状では、未来は全く予測出来ないものです。
今年は個人的にも色々な事がありまして、、、一寸先は闇であるかも知れないし、まだ見ぬ沢山の夢が待っているかも知れないと、本当に先のことは全く読めないものですね、と思い知らされている今日この頃です。
「未来は見ないで」でも、先は見据えて、良い年を迎えたいと思っております。
年明け早々にブロック2は始まりますので、よろしくお願いしますね。✧*。٩川ˊᗜˋ*川و✧*。
Photo by Kazuya Yoshii @日本武道館(リハーサル)